WSUS4.0のGPO設定。イントラネットのMicrosoft更新サービスの場所を指定する方法

最終更新日付: 2015年7月2日

WSUS 3.0の場合と同様、Windows UpdateのGPO(グループポリシー)
「イントラネットのMicrosoft更新サービスの場所を指定する方法」
を「http://IntranetUpd01」と指定したところ、「Update Services」の「すべてのコンピューター」一覧に情報が乗ってきませんでした。

一体何故!?と調べたところ、WSUS3.0とWSUS4.0での違いがありました。

WSUS4.0ではIISのポート指定が違う!8530

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WSUS3.0の場合は、Windows Updateサービスは80ポートを使用していたのでポート番号指定がありませんでしたが、
WSUS4.0からはポート番号に変更が入っています。
なので、
GPOの「イントラネットのMicrosoft更新サービスの場所を指定する方法」の指定にはポート番号まで指定しましょう!

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GPOでWSUSのポート番号まで指定したらUpdate Servicesのすべてのコンピュータにコンピュータが表示されてきた

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GPOを適用したら、各クライアントで

  • gpupdate /force

を実行し、手動でWindows Updateを実行したところ、
上記のようにUpdate Servicesの「すべてのコンピュータ」一覧にコンピュータが表示されました。

なるほど。

環境・前提条件

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  • Windows Server 2012

を使用して、Update Servicesを構築しました。
※ Windows Server 2012のWSUSは通称「WSUS 4.0」と呼ばれますが、厳密にはバージョン6なんですね。

参考情報:

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