仮想マシンになってからCPU数の変更が簡単になりました。
- Windows 2000 Server
- Windows Server 2003
の時は、シングルプロセッサ(一つ)からマルチプロセッサ(複数)に変更した時、HALの切り替えが必要でした。
しかし
レジュメ
Windows Server 2008以降はHALの切り替えが不要になりました!
厳密に言えば、
Windows Server 2008以降は、仮想CPU数をシングルからマルチに増やしてもHALの切り替えが不要になりました。
HALとは?HALを調べる方法
WindowsのHALが何を使用しているのか知る方法は、「デバイスマネージャー」-「コンピューター」部分になります。
上記の図ではHALは「ACPI x64-based PC」になります。
以下、Windows Server 2008 R2のHALで紹介します。
Windows Server 2012のHALも同様かと思います
-
シングルプロセッサーのHALは?
シングルプロセッサー(CPUは1つ)のHALは「ACPI x64-based PC」でした。
Windows Server 2003のように「ユニプロセッサー」とは表示されていませんでした。
-
マルチプロセッサーのHALは?(1ソケットで2コアの場合)
マルチプロセッサー(CPUは2つ)のHALも「ACPI x64-based PC」でした。
2CPUも1ソケットの2コアで設定した場合です。
Windows Server 2003のように「マルチプロセッサー」とは表示されていませんでした。
-
マルチプロセッサーのHALは?(2ソケットで1コアの場合)
2CPUで2ソケットの1コアで設定した場合の
マルチプロセッサー(CPUは2つ)のHALも「ACPI x64-based PC」でした。
Windows Server 2003のように「マルチプロセッサー」とは表示されていませんでした。