NetAppにNFSボリュームを作成し
重複排除スケジュール、SnapMirrorスケジュールの設定方法を紹介します。
サンプル・参考情報として受け取ってください
環境・前提条件
今回紹介するのは
- NetApp Ontap 8.1
- 7-mode
- アグリゲートは既に作成済み
での設定方法のメモです。
レジュメ
ボリューム作成方法コマンド「vol」
アグリゲートは作成済みとして進めます
- 作成済みのアグリゲートは「aggr0」
- 作成したいボリューム名は「vol1」
- 「vol1」のサイズは6000GB
- 作成するqtree名は「vol1_qt01」
とします
vol create vol1 aggr0 6000g
qtree create /vol/vol1/vol1_qt01vol options /vol/vol1 no_atime_update on
vol options /vol/vol1 create_ucode on
vol options /vol/vol1 convert_ucode on
vol options /vol/vol1 nosnap on
vol status
スナップショット領域の設定・使用容量圧迫時のスナップショット自動削除コマンド「snap」
スナップショット領域(サイズ)を前もって予約・制限しないで置く設定と
snap sched vol1 0
snap sched vol1snap reserve vol1 0
snap reserve vol1
使用領域が圧迫した場合に古いスナップショットから削除する設定
snap autodelete vol1 on
snap autodelete vol1
重複排除のスケジュール設定「sis」
毎日の0時から重複排除を実行するスケジュール設定します
sis on /vol/vol1
sis start –s /vol/vol1sis sonfig –s sun-sat@1 /vol/vol1
sis config
ボリュームサイズを小さくする方法(サイズ縮小)コマンド「vol」
- 縮小したいボリューム名は「vol0」
- 「vol0」のサイズは4000GBに縮小する
vol size vol0 4000g
df –h
もしもSnapMirror先がある場合は、
SnapMirror実行後にSnapMirror先のボリュームサイズも小さくなっている。
ただし、ブロックが解放されないのでSnapMirror実行後にミラー先ボリュームのブロックを解放する
- スナップミラー先を「mir1」とする
df -h
vol status –b mir1
vol size mir1 4000g
vol status –b mir1
df -h
- 「Block Size」の変化を確認する