リモートデスクトップサービスのインストール構築方法。RDS複数台構成

最終更新日付: 2022年6月19日

Windows Server 2016を使用して、リモートデスクトップサービスを構築する方法を紹介します。

構成として

  • AD
  • リモートデスクトップ接続ブローカー
  • リモートデスクトップセッションホスト
  • リモートデスクトップWebアクセス
  • リモートデスクトップライセンスサーバー

が必要になります。

環境・前提条件

  • Windows Server 2016

ADサーバーを1台と、それ以外にAD参加したメンバーサーバーを3台用意しました。

まずはサーバーマネージャーからすべてのサーバー(3台)が管理できる状態を作る

今回は、セッションブローカーになるサーバー(sb2)から操作をしています。
以下のように、「サーバーマネージャー」から「サーバーの追加」を行います。

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今回の構成としては

  • sb2・・・接続ブローカー
  • sh2・・・セッションホスト
  • web2・・・Webアクセス

を想定しています。
このすべてのサーバーをサーバーマネージャーの管理下に追加します。

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手順1、役割と機能の追加から「リモートデスクトップサービスのインストール」

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サーバーマネージャーの「役割と機能の追加」から

  • リモートデスクトップサービスのインストール

を選択して、次へボタンを押します。

「リモートデスクトップサービスの展開がサーバープールに存在しません。 展開を作成するには、役割と機能の追加ウィザードを実行し、リモートデスクトップサービスのインストールオプションを選択して下さい。」
のメッセージは、この手順1のウィザードの事です。

手順2、標準の展開から展開シナリオを進める

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今回は「標準の展開」でインストールしていきます。

展開のシナリオはセッションベースのデスクトップ展開とします。

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役割サービスの確認をします。

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  • リモートデスクトップ接続ブローカー
  • リモートデスクトップwebアクセス
  • リモートデスクトップセッションホスト

が構成に必要なことがわかります。

手順3、サーバープールよりRD接続ブローカーサーバーを選択

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サーバープールより、RD接続ブローカーをインストールするサーバーを選択し、「次へ」ボタンを押します。

手順4、RD Webアクセスサーバーの選択

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サーバープールより、RD Webアクセスをインストールするサーバーを選択し、「次へ」ボタンを押します。

RD接続ブローカーサーバーにRD Webアクセスをインストールすることも可能です。
今回はサーバーを分けています。

手順5、RDセッションホストサーバーの選択

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サーバープールより、RDセッションホストをインストールするサーバーを選択し、「次へ」ボタンを押します。

互換性の確認から、互換性に問題がある場合は以下のメッセージが出ることがあります。
互換性に問題ないことを確認してください。

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手順6、選択内容の確認

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選択内容のか確認をして、リモートデスクトップサービスの展開をします。

役割サービスのインストール後に再起動が必要なサーバーもありますので、「必要に応じてターゲットサーバーを自動的に再起動する」にチェックをして「展開」ボタンを押します。

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リモートデスクトップサービスインストール完了

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リモートデスクトップサービスのインストールが成功したら「閉じる」ボタンを押します。

サーバーマネージャーに

  • IISと
  • リモートデスクトップサービス

の管理画面が追加されます。

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「リモートデスクトップサービス」を選択すると、以下のような画面で

  • RDセッションホストサーバーの追加や
  • セッションコレクションの作成

なんかが出来るようになります。

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RDライセンスサーバーの追加、RDゲートウェイサーバーの追加

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  • RDセッションホストサーバーの追加
  • RD Webアクセスサーバーの追加
  • RDライセンスサーバーの追加
  • RDゲートウェイサーバーの追加

は、「展開サーバー」の「タスク」をクリックすることで出来ます。

また、「コレクション」の「タスク」から「展開の構成」を選ぶと

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  • RDデートウェイの設定や
  • RDライセンスの設定
  • RD Web アクセスのURL
  • 証明書の管理

といったことが出来ます。

次回に、RD接続ブローカーの冗長化設定を紹介したいと思います。

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