Linuxではシェル実行時にある一定時間待つコマンドとして、”sleep”があります。
今まで、Windowsの場合は標準コマンドでLinuxのSleepに代わるコマンドは無いと思っていたのですが・・・実はありました。
Windowsである一定時間待つ(wait)コマンドは?
環境構成
- クライアントパソコン:Windows Vista、Windows7、Windows 8
- サーバー:Windows Server 2003、Windows Server 2008、Windows Server 2012
上記のバージョン以上では標準コマンドとして”時間待ち”コマンドが搭載されています。
結論。Windowsである一定時間待つ標準コマンドは「timeout」コマンド
timeoutコマンドをコマンドプロンプト上で実行すると、ある一定時間実行を待たすことが出来ます。
TIMEOUT [/T] タイムアウト [/NOBREAK]
説明:
このユーティリティでは、タイムアウトのパラメーターを指定して、一定の時間 (秒
)
が経過するまで、またはユーザーが任意のキーを押すまで、プログラムを待機
させることができます。
キー入力を無視するためのパラメーターを指定することもできます。パラメーター一覧:
/T タイムアウト 待機する時間 (秒) を指定します。
有効な範囲は -1 から 99999 秒までです。/NOBREAK キーが押されても無視し、指定時間待ちます。
/? このヘルプを表示します。
注意: タイムアウト値 -1 は、キーが押されるまで無限に待機することを意味します。
例:
TIMEOUT /?
TIMEOUT /T 10
TIMEOUT /T 300 /NOBREAK
TIMEOUT /T -1
昔は、スクリプト内で時間調整が必要な時は、vbsを駆使してwait処理させていたのですが、今では標準コマンドでWindowsに存在していたんですね!
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