最終更新日付: 2015年2月15日
NetAppって、ストレージの中でも特殊ですよね。
専用のOS(ONTAP)があり、一般的なストレージ概念用語とも若干異なる言葉を使ったりします。
概念的には理解できるのですが、用語まではなかなか覚えられ無いです
今回、NetAppについて調べてまとめたことを整理します。
レジュメ
Windowsイメージを例にNetAppストレージ用語を簡単に説明しますと
簡単にWindowsを例に比較してNetAppストレージ用語を説明しますと
- 「アグリゲート」は、RAIDを束ねた「ストレージプール」と同等
- 「FlexVol」は、Dドライブとった「ボリュームやLUN」と同等
- 「qtree」は「共有フォルダ」と同等
です。
なんとなくイメージ出来ましたか?
NetAppのアグリゲートとは(aggregeteとは)?ストレージブールの事
アグリゲートとは?(aggregete)、翻訳しますと
集合する、集める、集団とする
といった意味になります。
もしもプログラム系の人ならば、aggregateというキーワードは時々出てくるのでイメージしやすいかもしれませんね。
NetAppでいうアグリゲートとは、RAIDグループを集めたものを意味します。
他のストレージの用語では、”ストレージプール”と呼ばれていたり、LinuxではLVMと呼ばれるレイヤーの事ですね。
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NetAppでいうFlexVolとは?ボリュームの事
NetAppでいうフレックスボリューム(FlexVol)というのは、一般的なストレージ用語的には”ボリューム”や”LUN”と言ったものを意味します。
”Flex”とか難しい言葉をつけるから良く分からなくなってしまうんですよね、、、
ネットワーク・ストレージ NetApp製品(ネットアップ) 【ネットワールド】:製品特長
NetAppでいうqtreeとは?共有フォルダの事
qtreeというのも難しい言葉ですね、言葉から何なのかイメージするのいが難しいです。
NetAppでいうqtreeというのは、ルート共有フォルダの事です。
NetAppはNFSなので、いわゆる共有フォルダをストレージを提供しています。
そのトップディレクトリ(ルート共有フォルダ)がqtreeの事です。
qtreeというのは、クォータ制限のイメージもありますが、クォータでサイズ制限するのはやはり共有フォルダレベルというところからも、qtreeが共有フォルダだとイメージ出来ますね。
参考。SnapMirrorにはVolume SnapMirrorとqtree SnapMirrorがある
NetAppのSnapMirrorですが、厳密に言いますと
- Volume SnapMirror
- qtree SnapMirror
の二種類があります。