最終更新日付: 2021年1月14日
物は、どうしても壊れてしまいますよね。
企業ならばいろんな仕組みでバックアップや冗長化(1つ壊れても大丈夫)な状態にしていますが、
個人の場合はどうしたら良いのでしょうか?
なるべく安全に保管するにはどんなバックアップ記憶媒体に保管するのがベストなのでしょうか?
レジュメ
結論、一番寿命が長期間もつ記憶媒体はDVDやBD(ブルーレイディスク)。10年以上もつ
一番寿命が長い記憶媒体は、DVDやブルーレイディスクといった「光メディア」という記憶媒体です。
もしも、大切な写真やデータを安全に保管したいならば、DVDやブルーレイがオススメですね。
しかし、DVDやブルーレイは、データが書き換わらないことが前提になります。
容量の大きなデータが入るBR-R(25GB)メディアが良いですね!
DVDやブルーレイディスクも使用環境・保存条件によって壊れるのでより安全にバックアップするために
DVDやブルーレイは10年以上もつと言っても、やはり10年以下で壊れてしまうこともあります。
なので、二点意識していた方が良いことがあります
- やはりバックアップとして考え、ハードディスクにもデータを保管する(二箇所で保管)
- DVDやブルーレイの保存場所を良い環境に保存する
という点です。
後者につきましては、DVDやブルーレイといった光メディアは
- 高温多湿
- 日光に弱い
という点がありますので、黒いケースに入れて高温多湿ではない場所に保存するのがベストです。
ブルーレイやDVDで長期保管するだけでなく(壊れたことに気づかない事もありうる)、ハードディスクにも写真や大切なデータは入れて二重で保存して置くことをオススメします。
【参考】USBメモリやSDカードやSSDの寿命は?5年程度
[富士通直販WEB MART] ギモン解決!SDカード・USBメモリ特集 : 富士通
残念ながらコンパクトで便利な記憶媒体
- USBメモリ
- SDカード
- SSD
なんかは、長期保存には向かない記憶媒体と言われています。
使用しないで長期保存していると、5年くらい自然放電してしまい「いつの間にかデータが消えてしまった」とうケースがありえます。
【参考】ハードディスクの寿命は?平均5年程度
ハードディスクは、何も稼働させなければデータの長期保管に向いている記憶媒体で、
何も稼働させなければ、10年程度保管できます。
しかし、パソコン等に付いているハードディスは「何も稼働させない」ということはまずありえないので、やはり5年程度が平均寿命と言えます(8割くらいが5年以上持ちますが、運が悪いと壊れてしまいます)。
ハードディスクの良い所は、パソコン等でいつも使用しているので壊れたことに直ぐ気がつくところですね。
しかし、ハードディスクは高速回転し動いていますので、電気信号だけのUSBメモリやSDカードという記憶媒体より物理的に壊れていしまうリスクがあります。
ハードディスク・DVD・USBメモリ・SDカードの寿命まとめ
- 光ディスク系(CD、DVD、BD)は10年程度
- フラッシュメモリ系(USBメモリ・SDカード・SSD)は5年程度
- ハードディスクは平均5年程度
やはり安全で確実に大切な写真やデータを長期保存できるという記憶媒体は無いので
- バックアップをとりデータを2重で保管・管理する
- DVDやブルーレイは保存場所を良い環境に保存する
の二点で保存・保管することがオススメです。