最終更新日付: 2020年2月28日
イベント「マイクロソフトWindows Azure Conference 2013」では、パブリッククラウドである「Windows Azure」を導入するメリットとして、以下をプレゼンしていました
「マイクロソフトWindows Azure Conference 2013」参加の感想として情報をまとめます。
レジュメ
グローバルパブリッククラウド(Windows Azure )を導入するメリット
- 従量課金制
資産から経費 - 伸縮自在
過剰投資・機会損失の削減
(PaaSは特に良い) - 即時性
迅速なビジネスの立ち上げ
(PaaSは特に良い) - 検証済み構成
ビジネスへの集中
(PaaSは特に良い) - 運用の委託
人的コスト削減
(PaaSは特に良い) - 規模の経済
圧倒的低価格な利用料 - グローバル
容易な海外展開
といったメリットをプレゼンをしていました
PaaSは確かにクラウドを導入するメリットを感じました
明確にどんなサービスを利用すると言うことが決まっているわけなので、サービスを利用することによりシステムを考える必要も無ければ、導入の手間も無い、運用の手間も無いわけですからね
まあ、その分クラウド使用料金には反映されていますが・・・笑
Windows Azureのビジネス価値。クラウドに向いているシステムは?
要するに、「その筋はその筋のプロに任せろ」ってことでしょう
そして、「クラウドを導入する会社は自分の本業に専念して設けてほしいと。本業以外で、面倒な管理をする必要はないよ」という印象の話でした
クラウドを導入するのに特に向いているシステムは、「即時性があり、失敗するリスクもあるが成功した場合急成長するかも知れないシステム」ということでした
インターネット系のゲーム業界やwebサービスやスマホサービスなんて、アイデア勝負のベンチャー企業に向いているというプレゼンでした
確かにその通りだと思いました
あと、短期間だけ使用システムもメリットありますね
例えば、オリンピックとかの期間だけのイベント系のシステムとか。
クラウドはどんな用途に利用されているの?
やはり、”Webサービス”や”メディア関連”や”ゲーム”系が多いようでした
意外でしたのが、LOB(基幹システム)でも利用されているケースが多いことでした
これは、PaaS利用の気がします
選ぶならどのクラウド会社が良いのか?
上記メリットの「規模の経済」については、「当たり前だけど大きいクラウド会社の方がより安くなるよ」と言った話でした。
マイクロソフトやアマゾンといった大きい会社の方が、クラウドのハードウェアを大量に買っているので、当然仕入れ値が安くなるわけです。
そんな安い仕入れ値で仕入れたシステムでサービスをやっているというアピールがありました。
こりゃ、中途半端な中規模クラウド会社は、単純な価格勝負や単純なクラウド勝負ではメリットがないという話ですね、確かに。
それ以外にメリットがある場合に、中規模のクラウド会社を選ぶこともあるかも知れませんね
ファイルサーバーでもクラウドに向いているケースがある
- 慢性的な容量不足
空き容量が300GBをきることもしばしば。拡張性に乏しい - 容量の増加予測が難しい
映像制作やデザイン等の業務、部署横断プロジェクト - 海外子会社とのファイル共有
現システム構築時には存在しなかった要件
こういわれると、どんな会社もクラウドを導入するメリットがあるような印象を受けますが、予測がつかないということは本来良くないことだと思います
しかし、「予測がつかないこと」というが、「社内管理で」ではなく「本業の商売での儲けに対し」といったケースの場合、チャレンジでクラウドを導入するという価値があります
クラウドはチャレンジ精神を応援するような仕組みでもあるんですね
(もちろん、その価格がクラウド使用料金に反映されているんですけど笑)
その他
クラウドを導入するに当たりポイントは
要するに、コストメリットがあるかどうかがポイントですね
当たり前ですけど