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MACアドレステーブルとARPテーブルの違い。L2スイッチにARPテーブルは必要か?

ネットワークやスイッチに詳しくない人だと、
「MACアドレステーブル」と「ARPテーブル」は同じものじゃないか?
と思ってしまいます。
似ているんですけど、実際は違うので覚えておきましょう

MACアドレステーブルとARPテーブルの違いは?

簡単にいうと、

MACアドレステーブルとは?MACアドレスと物理ポートの対応表

MACアドレステーブルとは、物理ポートとその先に存在するネットワーク機器のMACアドレスをまとめた対比表です。
MACアドレスと物理ポートの対応表というわけです。

もしも、とある宛先のパケットが来た場合、どこの物理ポートにそのパケットを回せば良いのかわかるようにするための表です。

ARPテーブルとは?MACアドレスとIPアドレスの対応表

ARPテーブルとは、通信したいサーバー(IPアドレス)に対しそのパケットにMACアドレスを埋め込むために使う表です。
MACアドレスとIPアドレスの対応表というわけです。
つまり、L3以上の通信に必要ということですね。

L2スイッチにARPテーブルは必要か?

L2スイッチはIPアドレスを不要としたスイッチなので、スイッチ純粋の機能にはARPテーブルは不要ですね。
また、ARPテーブルがパソコン等にある理由は、逆を言えばL2スイッチのための機能ともいえます。

「MACアドレステーブル」はL2スイッチ用語

「MACアドレステーブル」とはL2スイッチのための用語と言えます。(L2スイッチ以外にMACアドレステーブルの基本は出てきません)

でも、必ずL2スイッチにはMACアドレステーブルが必要かというと実はそうでもないのです。
厳密にいうと、
一昔前にバカハブと言われるリピータハブというハブがありました。
このリピータハブは、MACアドレステーブルを持っていないハブで、MACアドレステーブルが無いので、受け取ったパケットを全部の物理ポートに垂れ流していたのです。
(MACアドレスと物理ポートの対比表がないので)

逆にL2スイッチにはARPアドレステーブルが無くても良いのです。
ARPテーブルはL2スイッチ用語ではなく、一般的なネットワーク通信の用語です。
実際は、インテリジェンスなL2スイッチ(頭の良いL2スイッチ)の場合、スイッチ自身のメンテに関わる通信に必要ですが。

参考、スイッチとハブの違いは?

上記、リピータハブについて説明しましたが、一般的に、
MACアドレステーブルがあるハブを「スイッチ」と呼び(物理ポートと物理ポートをスイッチ的につなげてくれるので)
MACアドレステーブルのないハブを「ハブ」と呼びます(中継してくれるだけの機械)。

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