CiscoスイッチのMacアドレステーブルを確認すると
通常の「Gi1/0/2」といった物理ポートとは別に「Po1」というポート(Ports)名が出てきます。
この「Po1」とは一体何でしょうか?
「Po1」とはPort-Chanel(ポートチャネル)の略
「Po1」とはPort-Chanel(ポートチャネル)の略です。
Port-Chanelの略である「Po」の後に、数字がつきます。
つまり、何個も作成出来るポートです。
ポートチャネルってに何さ?
いわゆる、「トランク」とか「束ねる」とか「リンクアグリ」とか言われるCiscoポートです。
複数の物理ポートを論理的に一つのポートにしているのがポートチャネルです。
ポートチャネルがどの物理ポートを「束ねている」のか確認するコマンドが、上記の
show etherchanel summary
です。
「イーサチャネル」と「ポートチャネル」の違いは?
Ciscoのスイッチの用語を聞いていると、「ポートチャネル」以外に「イーサチャネル」という言葉が出てきます。
何が違うのでしょうか?
まあ、ネットワークエンジニア以外は、ほぼほぼ同じだと思っても良いかもしれません笑
- 複数の物理ポートを束ねて一つの論理ポートにする設定がイーサチャネル
- それで作成された論理ポートをポートチャネルと呼ばれる
イメージです。
一つのイーサチャネルには、一つのポートチャネルがあるので、混ざってしまいますね。
ネットワークエンジニアは、設定出来る項目・範囲で言葉を使い分けているんですね。
EtherChannelを設定したあとに、ポート チャネル インターフェイスの設定を変更すると、そのポート チャネル インターフェイスに割り当てられたすべての物理ポートの設定も変更されます。物理ポートの設定を変更した場合は、設定を適用したポートだけが影響を受けます。
参考情報:
- Catalyst 3750 スイッチ ソフトウェア コンフィギュレーション ガイド Cisco IOS Release 12.1(19)EA1 - EtherChannelの設定 - Cisco Systems (http://www.cisco.com/cisco/web/support/JP/docs/SW/LANSWT-Access/CAT3750SWT/CG/001/30_swethchl.html?bid=0900e4b18252964a リンク切れ)