プリンタサーバーのプリンタ共有を行う時の話です。
プリンタドライバーを調べると、Windows Server 2003の時は無かった、「Type3」とか「Type4」とかといったプリンタドライバの種類が登場してきました。
(昔は”x86”とか”x64”とか、またそれぞれのWindows OS バージョンごとプリンタドライバーをインストールする必要があった。)
このプリンタドライバーの種類「Type4」とか「Type3」とかって何でしょうか?
レジュメ
プリンタードライバーの種類「Type4(タイプ4)」とか「Type3(タイプ3)」とは何か?
構成環境:
- Windows server 2012
ただし、Windows server2008からもType3といったドライバーが登場していた。
タイプ4のプリンタードライバーとは?(Type4)
タイプ4(Type4)のプリンタードライバーを使用すると、
- ローカルの管理者グループのメンバーではないユーザーも、既定でプリンターに接続することが来ます。
- 32ビットクライアントのユーザーも、プリントサーバー上に32ビットドライバーを必要とせずにプリンターに接続できます。
このタイプ4(Type4)のプリンタードライバーさえあれば、他の追加ドライバーをする必要が無いです。
そのため「追加ドライバー」がグレーアウトしています。
追加プリンタードライバーを必要としていないんですね。
タイプ3のプリンタドライバーとは?(Type3)
タイプ3(Type3)のプリンタードライバーを使用すると、
- 32ビットクライアントを使用している場合は、対応する32ビットバージョンのプリンタドライバーをプリントサーバーにインストールする必要があります
(インストールしないとクライアントが正しくプリンターに接続出来ない場合があります)
このタイプ3(Type3)のプリンタードライバーの場合は、32ビットクライアントが存在する場合は、32ビット版のプリンタドライバは別途追加する必要があります。
まとめ。「Type4(タイプ4)」とか「Type3(タイプ3)」のプリンタドライバー
要するにプリンターの機種ごとWindows OS のバージョンを意識しなくても済む汎用プリンタドライバーですね。
Type4のドライバの方が、より汎用性が高く32ビットOSでも64ビットOSでも動作するドライバーなんですね。
また、マイクロソフトとしてはType4のプリンタドライバー使用を推奨しています。
昔のプリントサーバー構築のように、使用するクライアントWindows OS毎にドライバをインストールする必要が無くなったということです。