仮想マシンを作成するVMware vSphereのクライアントは
- VMware vSphere クライアント
- VMware vSphere Webクライアント
の二つありますが、VMware vSphere 5.xから「VMware vSphere Webクライアント」が主流が変わってきました。
レジュメ
VMware vSphereで古い仮想マシンバージョンの互換性仮想マシンを作る方法
上記二つのVMware クライアントでは出来ることが異なっていたりします。
そのひとつに、サポートされる「古い仮想マシンバージョンを作成する」場合があります。
VMware KB: vSphere 5.x 環境におけるESXi/ESX と仮想ハードウェアバージョンの互換性
以下、
- VMware vSphere ESXi 5.5
環境の情報です。
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VMware vSphere Webクライアントで仮想マシンを新規作る
VMware vSphere Webクライアントで新規仮想マシンを作る方法
VMware の左メニューから「ホーム」-「vCenter」-「仮想マシン」を選択します。
さらに上の画面の赤い四角マークの「新規仮想マシン作成」ボタンを押すと、仮想マシンを作成できます。
VMware Webクライアントでは古い仮想マシンバージョンが作成出来る
互換性がある仮想マシンの古いバージョンのものが作成出来ます
- ESX/ESXi 3.5 以降 (仮想マシンバージョン4)
- ESX/ESXi 4.0 以降 (仮想マシンバージョン7)
- ESXi 5.0 以降 (仮想マシンバージョン8)
- ESXi 5.1 以降 (仮想マシンバージョン9)
- ESXi 5.5 以降 (仮想マシンバージョン10)
が作成出来ます。
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VMware vSphere クライアントで仮想マシンを作る
VMware クライアントでも古い仮想マシンバージョンが作成出来るが・・・
新規仮想マシンを「カスタム」で作成することにより、古い互換性バージョンの仮想マシンを作成出来るのですが、
- 仮想マシンのバージョン: 4
このバージョンは VMware ESX 3.0 以降、および VMware Server 1.0 以降で実行されます。 ストレージまたは仮想マシンを 3.5 以前の ESX と共有する場合はこのバージョンをお勧めします。 - 仮想マシンのバージョン: 7
このバージョンは VMware ESX/ESXi 4.0 以降で実行されます。 ストレージまたは仮想マシンを 4.1 以前の ESX/ESXi と共有する場合はこのバージョンを推奨します。 - 仮想マシンのバージョン: 8
このバージョンは VMware ESXi 5.0 以降で実行されます。最新の仮想マシンの機能が必要で、さらに ESX/ESXi 4 に移行する必要がない場合はこのバージョンを選択してください。
までです。
つまり、VMware vSphereクライアントでは、ESXi5.0以降(ESXi5.1、ESXi5.5とか)は開発されていないとうことですね。
ここからも今後のVMwareクライアントの主流が今後はWebクライアントになっていくことが分かります。