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RehdatやCentOSの設定ファイルを一括エクスポートする方法。構築後エビデンス

RedhatやCentOSといったLinuxサーバーを構築した後、構築エビデンスというか
いろんな設定ファイルを一括で全部出力出来たら良いと思っいますよね?

そんなことが出来るコマンドが存在します。

 

環境・前提条件

で確認しました。
このコマンドは、RHEL(Redhat Enterprise Linux) 4 Update6以降相当で使えます。

 

結論、sosreportコマンドでシステム設定を一括取得出来る

sosreportコマンドはRHELシステムから設定と診断情報を取得するコマンドです。
Redhatのテクニカルサポートチームが問い合わせ対応に使うコマンドですが、サーバー構築者にとってもエビデンスになって便利で有益です。

sosreportは「sos」というパッケージにインストールされていますので、
sosreportを使用するには「sos」のインストールが必要です。

sosreportコマンドの使い方。実行

単純に、sosreportコマンドを実行します。

sosreport

途中で止まってしまうので、上記赤い線の箇所でEnterキーを押します、合計三回。

最後に、/var/tmpにレポートが出力されたことが確認できます。

 

sosreport出力を解凍してみる。

tar.xzで固められているので、上記のように解凍します。

xz –dv xxx.tar.xz

tar xvf xxx.tar

解凍された出力は、実行したディレクトリに出来ます。

 

sosreportの中身。出力される設定ファイルは?

上記のような設定ファイル・Linux状態が出力されます。
/etcの中身から、/var/log、/procまで、ほとんどの設定から状態までわかります。

 

sosreportの中身。出力されるLinuxの状態診断

sosreportの出力直下に、よくLinuxの状態診断で使うコマンドの出力結果がある。

 

Windowsでtarを展開すると出力ファイルがおかしい?0KBファイルサイズ

windowsでsosreportのtarを展開したところ、0KBサイズのファイルが多数・・・。

と思いきや、
Linuxでファイルサイズを確認したところ、シンボリックリンクファイルだったのでWindowsでは表示がおかしくなっていたことがわかりました。シンボリックリンクのリンク先を参照することにより、Windows環境でもsosreportの出力情報を確認することが出来ました。

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