最近、Azureの勉強をしていると、PowerShellが結構出てくるんですよね。
ということで、これからpowershellも勉強していこうと思いつつ、調べていると早速壁に当たりました。
「PowerShellのインターネット情報ではスクリプト実行できるのですが、実環境では実行できない!」
そのようなPowerShellの動作がうまく行かない時に、そもそも実環境のpowershellのバージョンがいくつなのか確認してみましょう。
レジュメ
環境・前提条件
- Windows7 Pro
- Windows10 Pro
Windows10でも動作確認しました。
結論、PowerShellのバージョンを確認するコマンドレットは「Get-Host」
「Get-Host」コマンドレットを実行すると、PowerShellのVersion情報が表示されます。以下の環境で確認できました。
Get-Host
- Windows7 Pro(PowerShell Ver2.0)
- Windows10 Pro(PowerShell Ver5.1)
Windows 7の場合、何もしていないとバージョン2なんですね。
バージョンアップできるそうなので、最新バージョンにしてみようと思います。
カッコよくバージョン情報だけ出力させるには
Get-Host出力のバージョン部分だけのプロパティ名を使って出力させることが出来ます。
(Get-Host).Version
powershellは完全にオブジェクト指向なんですね。
変数を使ってPowerShellバージョンを調べる
変数を使ってもPowerShellのバージョンを確認できます。
- $PSVersionTable
- $Host
「$PSVersionTable」変数でバージョン情報出力
$PSVersionTable変数を使ってもPowerShellのバージョンを表示できるんですね。PSは、PowerShellの略ですね。
$PSVersionTable
$PSVersionTable.PSVersion
Windows 10で動作を確認しました。
「$Host」変数でバージョン情報出力
$Host変数も同様にPowerShellのバージョンを表示できます。Get-Hostコマンドレットの出力と同じですね。
$Host
$Host.Version
Windows 10で動作を確認しました。