CentOS 7.xになってから、いろいろ変わりましたね。
Linuxで複数IPアドレスを設定するネットワーク設定方法を説明します。
前提条件・環境
今回、
- CentOS Linux 7.3.1611
- Kernel version 3.10.0-514.el7
VMware仮想マシン環境でで確認しました。
結論、一つのNICへの2つ目のIPアドレス設定は”IPADD1”
一つのNIC(上記画像の場合はens160インターフェイス)に複数IPアドレスを設定するには
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-ens160
の設定ファイルに対し
IPADDR=xxx.xxx.xxx.xxx
PREFIX=24IPADDR1=xxx.xxx.xxx.xxx
PREFIX1=24IPADDR2=xxx.xxx.xxx.xxx
PREFIX2=24・・・
とどんどん設定していきます。
最後に、
systemctl restart network
を実行し、ネットワーク設定を反映させます。
もう一つの設定方法。nmtui (ネットワークマネージャ テキストユーザーファイス)
CentOS7.xやRedhat7.xでは、ネットワークマネージャーというネットワーク設定方法が出てきました。
そのネットワークマネージャーを利用した設定方法を紹介します。
nmtui = network manager text user interface
の略です。
1、「nmtui」コマンドを実行
nmtui
2、接続を編集します。
「Edit a connection」を選択し、Enterキーを押します
3、インターフェイスを選択します。
今回は「ens160」を選択し、Enterキーを押します。
4、複数IPアドレスの追加
「IPv4 CONFIGURATION」の「Addresses」に「Add」することにより、IPアドレスを複数追加していきます。
追加し終わったら、一番右下の「OK」を選択し、Enterキーを押します
5、Backボタン
右下の「Back」を選択し、Enterキーを押します
6、OKボタン
右下の「OK」を選択し、Enterキーを押します
上記での、ネットワークIPアドレスの設定もCentOS7.xやRedhat7.xからできるようになりましたね。
こっち(nmtui)の方が推奨の設定方法のようです。