ARCserveレプリケーションは、通常時バックアップ時間が少ないのが魅力です
バックアップ時間が長くなりがちなサーバーと言うと、ファイルサーバーになるのですが
厄介なのは、何らかの理由でレプリケーションのシナリオが停止してしまった場合です
それは、再びシナリオを実行するのに”同期”という時間が長くかかってしまうからです(同期はバックアップで言うフルバックアップに値します)
もしも、レプリケーションを行っているサーバー同士でレプリケーション(のシナリオ)が停止してしまったとして、そのサーバーたちに差異がないとしても、再びレプリケーション(のシナリオ)を実行するのに、長時間かかる”同期”という処理を普通には行わなければなりません
同期をさせないでレプリケーションのシナリオを実行させる方法は無いのでしょうか?実はあります
同期をさせないでレプリケーションのシナリオを実行させる方法
環境:
- バージョン情報:r16 SP2
- Windows Server 2008 R2
レプリケーションのシナリオ実行時に「同期のスキップ」チェックボックスがある
この「同期のスキップ」チェックボックスにチェックして「OK」を押すと、レプリケーションのシナリオ実行時にも、初回の同期処理は走りません
まとめ
レプリケーションのシナリオ実行時に「同期のスキップ」をして同期させないでレプリケーションさせる方法はあります
ただし、自己責任になりますけどね