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ボリュームシャドーコピー設定方法。Windows ServerのVSS

ボリュームシャドーコピーはWindowsのファイルサーバーを運用するときなどに便利です
簡易的なバックアップ(世代管理と言う意味で)になります
しかし、ボリュームシャドーコピーは世代管理にはなりますが、厳密にはバックアップではないので注意しましょう

Windows サーバーでボリュームシャドーコピー設定方法

環境:

VSS設定方法

1、Cドライブを右クリックし「プロパティ」を選択します

※どのドライブを選択して右クリックしても良いです、以下の画面は、Eドライブを指定した場合です

2、「シャドーコピー」タブを開き、ボリュームシャドーコピーを実行したいボリュームを選択します

そして、「有効」ボタンを押します

3、「OK」ボタンを押します

シャドーコピーを有効にすると、選択したボリュームのシャドーコピーが今すぐ作成されます

4、「選択したボリュームシャドーコピー」の蘭に、上記「OK」ボタンを押した日時が含まれていることを確認します

下の画像では、再度「今すぐ作成」ボタンを実行したので、リストにシャドーコピーがもう一つ出来ています

ボリュームシャドーコピーはある日時のシャドーコピーを選択して「今すぐ作成」や「今すぐ削除」が出来ます
また、実際にシャドーコピーとして使用されている容量も上記「使用領域」で分かります

設定ボタンを押すとシャドーコピーの使用領域や実行スケジュールも設定出来る

「シャドーコピー」タブの「設定」ボタンを押すと、以下の画面が出ます
シャドーコピーの使用領域の最大サイズを指定できたり、シャドーコピーの実行スケジュールが設定できます

既定のスケジュールでは一日2つのシャドーコピーが作成されます
1時間に1回を超えないように設定します。

VSS世代数設定方法(レジストリ)

1、下記に記載しますレジストリで、VSS の世代数は制限可能です。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\VSS\Settings

2、「新規 」 をポイントして 「 DWORD 値 」 をクリックします。

3、「MaxShadowCopies」 と、入力し Enter を押します。

4、「MaxShadowCopies 」をダブルクリックし、 値のデータボックスに 世代数(例えば「5」) を入力して 「OK 」 をクリックします。

5、コンピュータを再起動します。

参考:VolSnap 33 が大量に出てしまう問題について | Microsoft Docs

VSS世代数設定方法(コマンド)

「vssadmin」コマンドでもVSS世代数を管理することが出来ます。
詳細は、以下のリンクを参照してください。

VSSの世代数設定を行わない場合は、VSSのスナップショット保存領域が許す限り、最大64世代まで取得します。スナップショット保存領域が小さい場合は、その保存領域が使える最大世代数(64世代以下)まで取得となります。

まとめ

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