「仮想マシン」という言葉と「ゲストOS」という言葉を混合して使っている人が多々います。
わかっている人にとってみれば、文脈からどっちがどっちか理解出来るので良いのですが
仮想環境の初心者SEにはわけがわからず、どっちの言葉を使えば良いか迷うことがあります。
レジュメ
「仮想マシン」と「ゲストOS」の言葉と意味の違い
「仮想マシン」という言葉と「ゲストOS」という言葉は上記のように使い分けます。
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「仮想マシン」とは?
VMwareやHyper-Vなどの仮想化ソフトで作る仮想的なハードウェアを「仮想マシン」と呼びます。
もしくは、仮想的なハードウェア上で稼働している全部を示します。
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「ゲストOS」とは?
VMwareやHyper-Vなどの仮想化ソフトで作る仮想的なハードウェア(仮想マシン)にインストールされたOSを「ゲストOS」と呼びます。
もしくは、OS上で稼働している全部を示します。
例えば、
仮想マシンにOSがインストールされていない場合は、この「仮想マシン」とは言いますが、この「ゲストOS」とは言いません。
VMwareだけでなくHyper-Vでも「仮想マシン」と「ゲストOS」の言葉の使い方は同じ
Hyper-V の仮想マシンとゲスト オペレーティング システムについて
VMwareの”VM”は、”virtual machines”という言葉の略から来ています。
”virtual machines(バーチャルマシン)”は日本語で「仮想マシン」になります。
VMwareだけが「仮想マシン」という言葉を使うわけではなく、マイクロソフトのHyper-Vでも同様に、「仮想マシン」と「ゲストOS」を同じように使い分けています。