AWS Windowsで「Set Computer Name」でコンピュータ名をIPアドレスベースにした時のAMI起動時挙動

AWS Windows EC2で、Windowsのコンピュータ名をIPアドレスベースに変更した状態のEC2をAMI化し
AMIからEC2を作成し初回にWindows起動をした時の動作です。

何かWindows OS起動に時間がかかるなと思い調査しましたところ

結論、初回システム起動時にコンピュータ名を変更する為にOS再起動していた為にEC2起動に時間がかかっていました

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流れとしまして

  • AMI(WindowsでIPアドレスベースのコンピュータ名設定)からEC2を作成
  • EC2を初回OS起動する(AMI元のIPアドレスベースのコンピュータ名)
  • システム起動時にEc2Configプログラムがタスクスケジューラで動作
  • コンピュータ名がDNSで割り当てられたIPアドレスと異なるとコンピュータ名を変更のためOS再起動

という動作をしていました。
二回起動していたので、EC2起動に時間がかかっていたんですね。

前提条件・環境

AWS上のEC2

  • Windows Server 2012 R2

で以下の設定をし、AMIを取得し、そのAMIイメージからEC2を作成しました。

Windowsのコンピュータ名をIPアドレスベースに変更する方法

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Windowsのアプリケーションから「EC2ConfigService Settings」を起動し
「General」タブの「Set Computer Name」にチェックを入れ、「OK」ボタンを押します。

これで再起動時にWindowsコンピュータ名がIPアドレスベースのコンピュータ名にに変更されます(IP-XXXXXXXX ※16進数のIPアドレスです)

どのようにEC2Configが実行されているか?

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Windowsタスクスケジューラ―で、システム起動時にEC2Configのexeが実行されます。
この時に、コンピュータ名とIPアドレスが異なっていた場合、コンピュータ名を変更するOS再起動処理が入ります。

なるほど、

このせいでWindowsでコンピュータ名を変更する設定のオートスケールはWindows起動時に時間がかかったんですね。(起動処理をして再起動処理のため)

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